9月13日のワールドビジネスサテライトで「.shop」ドメインが紹介されました

引用:新ドメイン「.shop」で何か変わる?

9月13日のワールドビジネスサテライトで「.shop」ドメインが紹介されていました。

先日、日本語ドメインを使ったパワーアフィリエイト戦略につて書いていましたが、
ちょうどタイムリーな内容だったので、番組の内容のまとめと、
あと私が、このドメインをどう考えるか?について書いていきたいと思います。

番組の内容のまとめ

2016年9月、新しいドメインとして「.shop」が加わった。

このドメインの販売権を、日本企業のGMOインターネットグループが約49億円で獲得した。
なぜ、GMOは、「.shon」の獲得に執念を燃やしたのか。

理由は、「.com」「.jp」というドメインは、いい文字列が空いていない。
また、「.shop」は、明らかにモノを売っていることを意味しているので、
検索した人は、ドメインを見ることで、モノを売っていると判断できる。

49億円は数年で回収が可能であるとGMOは考える。
その理由は、世界的に加熱しているドメイン名の争奪戦。

海外では、ドメイン名を直接アドレスバーに入れてサイトを訪れる人が多いため、
わかりやすいドメインは客の流入に直結するため、価値が高い。

ドメイン名売買額ランキングでは、
1位のsex.comで13億円、2位のfund.comで10億円、3位のporn.comで9億円と続く。
9位のtoys.comは5億円で、購入したのはアメリカのおもちゃ量販店「トイザラス」。

日本でも、味噌の専門店が、「miso.shop」のドメインを、約150万円で購入。

購入者は、一般的なドメインから見たら、めちゃくちゃ高いが、
それだけの価値あるものを対価を支払って得たと考える。

わかりやすいドメイン名の取得が、
味噌を輸出するための重要なインフラになると考える。

一方、SoftBankは「softbank.shop」を約13万円で取得。
狙いは、ドメインを使用するのが目的ではなく、
ドメインを第三者にとられて、悪用されることを避ける目的である。

SoftBankは、毎月「softbank」のドメイン名が使用されていないか?を調査し、
社内会議で報告会を行っている。

8月は「sofubank」がドメイン名に入った出会い系サイトが19件見つかった。
もし客が間違ってアクセスしてしまうと、ブランドイメージを損なってしまう。
このような問題の対策コストは、年間1000万円におよぶ。

「.shop」の将来性は?

番組でも話されていた通り、ドメインというのはわかりやすさが命です。
日本語ドメインを使ったパワーアフィリエイト戦略でも、同じことを書いていました。
>>日本語ドメインの大きなメリットとは?

では、果たして「.shop」ドメインは、本当に、わかりやすい、と言えるのか?
私は、一概に、そういうことは言えないと考えています。

理由は、今回追加された「.shop」のようなドメインは、
近年、膨大な量の数が、どんどん追加されているからです。
これにより「.shop」のドメインの普及率というのは当然下がります。

例えば、番組の中で紹介されていた「miso.shop」。
これを、テレビのコマーシャルで見たとします。

そして一週間後、家の味噌がなくなり、味噌を買おうと思った時に、
以前に見た「miso.shop」が思い出せるか?ということです。

shop以外にも、同じような意味を持つ単語として、
storeやsaleなどの単語も存在しているわけです。
つまり、「あれ、miso.○○○の部分って何だったかな?」となってしまうわけです。

もし仮に、こんなに膨大な数のドメインが新しく加わるのではなく、
「.shop」のみが加わるのであれば、
今後、「.shop」の普及数も、ある程度の数になる可能性もあります。

そうなると、「.shop」のドメインを目にする機会も多くなり、
私達の頭の中で「.shop」というドメインが認知され始めます。
そうなると、「あれ、miso.○○○の部分って何だったかな?」ではなく、
「miso.shopだったな」と、思い出せるでしょう。

しかし、現状は、そういうわけではなく、
新ドメインというのは、700種類も誕生してしまっているわけです。
>>新ドメインの一般登録を開始

こんなに膨大なドメイン達を勝ち抜いて、
「.shop」ドメインが普及していく可能性が、どれだけあるか?

ゼロとは言いません。

でも、今後、普及することが確定しているわけではない。
まったく普及しない可能性だってあるわけです。

ということは、現時点で「.shop」をはじめとする新ドメインを使うことは、
相当なリスクがあると私は思っています。

であれば、既に相当数の普及数のある「.com」に乗っかっておいた方が、
ドメインの覚えやすさを考慮すると、無難な選択になると思います。

普及数、知名度から考えると、妥協して「.net」
そして、そこからさらに妥協して「.jp」
上記3つのどれかがとれなければ、私なら、他の文字列を探すと思います。

「.shop」を使うにしても、とりあえず、よさそうなドメインを取得しておき、
今後、ある程度の数が普及し、ドメインの知名度として問題なさそうになったのであれば、
それから使用を検討する、というのが、最も合理的な判断であるように思います。

悪用されることを避ける目的で取得すべきか?

上記の理由で、私は、新ドメインを使うことはありませんが、
では、SoftBankが行っていたように、
悪用されることを避ける目的で、ドメインを取得すべきなのか?

これは、どこまでの文字列でブランド名を定着させるか?によると思います。

例えば、SoftBankでブランド名を定着させた場合、
当然、様々なドメインを取得することも必要かもしれません。

しかし、ドメインも込みでブランド名を定着させた場合、
その他ドメインについては、気にする必要はないと思います。

例えば、私の場合は「レビュー.com」という文字列で、
「.com」の部分も込みで、ブランド名としています。
なので、仮に「レビュー.shop」というサイトが出てきても、
まったくの別物なので、仮に「レビュー.shop」で怪しいサイトが運営されようが、
「レビュー.com」には、あまり関係がないように思います。

日本語ドメインを使ったパワーアフィリエイト戦略では、
「.com」の部分も含めて、ブランド名を定着させるメリットを書いていましたが、
悪用されることを避ける目的でドメインを取得するコストがかからない、
というのも、少なからず、上記メリットとして考えられると思います。

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