トレンドアフィリエイトの特徴、実情について

今回は、商材の批評というよりも、
そのジャンル自体について、共通して言いたいことがあるので、
ジャンル自体についての特徴や実状を書きたいと思います。
そのジャンルとは、トレンドアフィリエイトです。

トレンドアフィリエイトとは?

トレンドアフィリエイトとは、急上昇キーワードを狙い、
一時的に大量のアクセスを集め、主にアドセンスで収益を上げる手法です。

例えば、記事を書いている10月30日時のトレンドキーワードとしては、
以下のようになっています。

引用:http://searchranking.yahoo.co.jp/burst_ranking/20151030

トレンドキーワードの中には、最近新しく出てきたキーワードも存在し、
この場合、まだ誰も記事を書いていないため、比較的簡単に上位表示が可能となり、
そうなれば一時的に大量のアクセスを集めることができます。

キーワードは無属性のものが多いため、成約率は低く、
とにかくアクセス数の多さで勝負する、というコンセプトです。
キャッシュポイントとしては、
表示された広告をクリックされると報酬が発生するgoogleのアドセンス、
クリックされた後に購入されると代金の数%の報酬が発生する楽天アフィリエイト、
amazonアフィリエイトあたりになります。

トレンドアフィリエイトの商材としては、以下があります。
・【下克上】GEKOKUJO~脱ノウハウコレクター教材~
・PRIDE(プライド)
・イメージングアフィリエイト
・One day Article Affiliate
・Neo Trend Affiliate(ネオトレンドアフィリエイト)

トレンドアフィリエイトの収入曲線について

トレンドキーワード以外の、ミドルキーワードを狙う一般的なアフィリエイトは、
まず、ミドルキーワードの場合、ライバルもある程度存在しているので、
サイト運営をスタートしてから、サイトがある程度評価されるまでは
上位表示できず、最初のうちは、報酬はほとんど発生しません。

ある程度継続して、質の高い記事を投稿し続けると、サイトがそれなりに評価され、
各々のキーワードで上位表示でき、アクセスが集まるようになってきます。
ここまできて、ようやく報酬は発生しだすようになり、さらに継続して記事投稿を続けると、
記事数にあわせてアクセスも比例するため、報酬は右肩上がりになります。
記事投稿をやめても、過去の記事でアクセスが集まるため報酬が入ります。
よって、収入曲線としては、以下のようになります。

これに対し、トレンドアフィリエイトの場合、
最近新しく出てきたキーワードについての記事を書いた場合、
ライバルがほどんどいないので、初期段階でも比較的簡単に上位表示が可能となり、
ある程度早い段階で報酬も発生します。

ただ、旬なキーワードであるが故に、一時的にしか検索されないことが多く、
今日書いた記事は、数日間はアクセスが集まるものの、
一か月先、二か月先は、ほとんどアクセスは集まらなくなります。
つまり、過去に書いた記事が生きてこないということです。
よって、同じペースで記事を投稿していった場合、報酬は右肩上がりになることはなく、
ある程度のところで頭打ちとなります。
過去の記事でアクセスが集まらないため、記事の投稿をやめれば報酬も発生しなくなります。
一般的なアフィリエイトが、報酬が右肩上がりになる、記事投稿をやめても報酬が発生する、
つまり、ある程度サイトが立ち上がれば、らくをできるのに対し、
トレンドアフィリエイトは、常に記事の追加が必要となる、労働収入のような感じです。
よって、収入曲線としては、以下のようになります。

トレンドアフィリエイトの場合、上述の通り、
質の高い記事を書くことが難しく、パンダアップデートにひっかかる可能性が高く、
仮にひっかかった場合は青線のように、収入が激減するリスクもあります。

あまりおもしろみがない手法である

トレンドアフィリエイトは、とにかくトレンドキーワードについて、
そのキーワードに関する内容のみの記事を書いたサイトになりますが、
この場合、上記のように独自性がないため、サイト自体にファンがつきません。
どのサイトでも同じ情報が得られる、独自性がないサイトは、
別に、そのサイトである必要はないからです。

独自性のあるサイトを作ると、その情報は、そのサイトでしか得られないため、
またこのサイトに来よう!と思ってもらえるかもしれません。
サイトもブックマークしてくれるかもしれません。
サイト自体にファンがつく、リピーターがつくということです。
そうなると、問い合わせや記事コメントでファンとの交流が生まれます。
ファンとの交流を持つことで、有益な情報をくれたり、商品を買ってくれたり、
時には自分のサイトをほめてくれ、それが記事を更新するモチベーションになったりします。
ここがサイト運営の醍醐味だと思います。

しかし、トレンドアフィリエイトの場合、そういったファンはつきません。
ただ淡々とトレンドキーワードについての記事を書き続ける単純作業の繰り返しです。
上記のようなおもしろみがなく、「稼ぐため」と割り切らないと、継続はできないでしょう。

質の高い記事を書くのが困難

内容的に質の高い記事を書くのが困難

トレンドキーワードで記事を書く場合、
内容的に、単にその情報を調べただけのものになりやすい傾向にあります。

例えば、よくトレンドキーワードになりがちな、人名の場合。
yahoo急上昇ワードのデイリーラインキング1位の「海老沼さくら」の場合、
虫眼鏡キーワードは以下のようになっています。

この内容で記事を書けば、
海老沼さくらさんの学校情報や出身地を記載することしかできません。
この場合、質の高いコンテンツとしてgoogleに評価される、
自分の独自の見解や批評を書きにくい傾向にあります。

ライバルのトレンドサイトとほとんど同じ記事の内容になり、
質の低いサイトへのペナルティである、
パンダアップデートにひっかかる可能性が高くなります。
基本的にトレンドアフィリエイトは、
この、パンダアップデートとの戦いだと思っていいです。

パンダアップデートが導入される前は、「下手な鉄砲数うちゃ当たる」作戦で、
とにかくトレンドキーワードについての記事を適当に、たくさん投稿していけば、
どれかがヒットし、報酬を得ることが可能でした。

しかし、いまこれをやると、パンダアップデートにひっかかり、
このペナルティはドメイン全体に適用されるため、
そうなれば全ての記事が、検索結果から抹消されます。

知識的に質の高い記事を書くのが困難

トレンドキーワードの場合、自分の専門外の内容の記事を書かなければならない傾向にあり、
この面からも、質の高いコンテンツとしてgoogleに評価される、
自分の独自の見解や批評を書きにくい傾向にあります。

アフィリエイター専用SEO分析ツール「COMPASS」のレビューにも書いていますが、
googleがコンテンツの質を求めている以上、
記事作成は、キーワードから入るのではなく、内容から入るべきです。
「今の知識の自分なら、これに関する記事であれば、
独自性が高く、訪問者の参考になる内容の記事を書ける」まずはそういった内容の記事を作成し、
最終的に、その記事に沿ったキーワードを、記事タイトルやタグに追加する。
キーワードを考えるのは、一番最後でいいです。

この、内容的に、知識的に、という2つの要因により、
トレンドサイトは、質の高い記事を書くことが難しいです。
これがトレンドアフィリエイトの最大の問題点だと思います。

トレンドキーワードは行動意思を持たないものが多い

例えば、googleで「アフィリエイト 稼ぐ」で検索してきた訪問者は、
「アフィリエイトで稼ぎたい」という行動意思を持ったアクセスになります。
同じく「ダイエット 方法」で検索してきた訪問者は、
「ダイエットをしたい」という行動意思を持ったアクセスになります。
このように、何かしらの行動意思を持ったアクセスは、比較的簡単にお金に変えることができます。
極論、前者にはアフィリエイト教材の広告を、
後者にはダイエット関連の商材の広告を置いておくだけで、ある程度の成約が見込めます。

一方で、トレンドキーワードというのは、上記のような行動意思を持たない、
キーワードである場合が多いです。海老沼さくらの高校はどこかな?みたいに、
そのキーワードについて知りたいだけなので、その情報がわかれば終了です。
つまり、アクセスをお金に変えにくいわけです。

お金を稼ぐ目的でサイト運営しているのに、
アクセスをお金に変えにくいというのは大きなデメリットです。
収入源が限られてくるからです。
極論、googleのアドセンスがサービス終了したり、
アカウントを凍結されたりすると、たちまち収入源を失います。
極めて不安定な収益モデルと言えます。

前者の場合は、そういうことにはなりません。
仮にアドセンス、インフォトップ、A8ネット全て使えなくなったとしても、
個別で販売者にオファーすればいいだけですし、極論自分で商材を作ってしまえばいいだけの話です。
自サイトでマネタイズすることができるので、収入はとても安定します。

では、今後、アフィリエイトが禁止になった場合、このレビュー.comはどうするか?
前述の通り、何かしらの属性のあるアクセスを集めることさえできれば、
それをお金に変えることは、そんなに難しいことではありません。

いままで通り、いろいろな会社の商品を実際に購入し、おすすめできると思えた商品を選出し、
その広告主へ「このサイトで、おすすめ商品として紹介するので、
成約した場合は紹介料をいただけませんか?」というオファーを出すだけです。
この場合、ある程度の成約数が期待できるので、オファーに答えてくれる広告主は多いです。

トレンドサイトの場合、前述の通り、意思行動を持たない為、
オファーに答えてくれる広告主は少ないと思います。
あなたが広告主だったとすると、
海老沼さくらの高校について書かれた記事の下に、自社の広告を出したいと思いますか?
少なくとも、私は思いません。

トレンドアフィリエイトはアルバイトによく似ている

・収入曲線が、最初からある程度給料をもらえるが、後々延びてこない
・単純作業で、あまりおもしろみがない
・クビにされることもあるので、収入が突然ゼロになるリスクがある
上記の特徴は、よくアルバイトに似ていると思います。

一方で、一般的なアフィリエイトは会社員です。
・収入は、最初はあまり発生しませんが、年功序列で後から延びてくる
・ある程度責任のある仕事を任せられ、やりがある
・ある日突然クビにされることもなく、収入が安定している

別にアルバイトが悪だ、トレンドアフィリエイトが悪だ、と言いたいわけではありません。
最初からある程度の報酬がほしい、
というトレンドアフィリエイトのメリットを求めている人もいるでしょう。
ただ、パンダアップデートが適用された現在のGoogleにおいては、
あまり有効なアフィリエイト手法ではなくなってきたのかなと思います。

トレンドアフィリエイトから学ぶ、先見の目を持つことの重要性

トレンドアフィリエイトは、パンダアップデートが適用される前は、
確かに安定して稼げるアフィリエイト手法の一つでした。
しかし2013年にパンダアップデートが適用されると、コンテンツの質が求められ、
トレンドアフィリエイトで安定して収入を得るのはかなり難しくなってしまいました。

2013年以前にトレンドアフィリエイトで収入を得ていた人は、
2013年以降、収入が激減してしまった人もいると思います。
副業でやっていた人はまだいいかもしれませんが、
本業で収入源をトレンドアフィリエイトからのみに頼っていた人は、
収入を全てたたれることになります。

切り替わりの激しいネット業界で生き残るためには、
上記のようにならないように、先見の目を持つことがとても重要です。

考え方としては、そもそもの理念を把握することで、
次にどのような行動を起こすか?が見えてきます。

Googleの場合は、より検索ユーザーの求めるサイトを検索結果で表示させことが、
そもそものGoogleの目的です。
その点で考えると、トレンドキーワードで検索ユーザーが検索している以上、
その検索ユーザーが求めているのは、「そのキーワードに関する情報」であるため、
その答えを教えてあげる、つまりの高校がどこか?を教えてあげることは、
検索ユーザーにとって役に立ったサイトであり、
その点で考えれば、Googleの方針に従ったサイトということにはなります。
ただし、その情報は1サイトだけ1位表示してあればいいんです。
の高校は、誰が情報発信しようと高校で変わりないので、
1位と同じ情報を2位も3位も4位も5位も出されるより、
独自性のある、そのサイトにしか書かれていない情報を出してくれ方が
検索ユーザーは喜ぶはずです。
なので、他のサイトと同じ内容しか書かれていないサイト、
独自性のないサイトにペナルティを与えるというのは、
Googleの理念を考えると、十分に予測することもできるわけです。

おそらく、SEOに関しては、コンテンツの質を求める、現在のアルゴリズムで、
ほぼ完成系かなと思っています。
先見の目を持つというのは、もっと他に目を向けるということです。

例えば、アフィリエイトというビジネスモデル。
これは、個人的には、あまりよくないと思っています。
というのは、自分が紹介した先で購入されれば、報酬のバックが入るとなると、
あまりよくない商品であったとしても、報酬を得る目的で推薦しがちになるからです。
なので、個人的には、いつ規制が入ってもおかしくないと思っています。

トレンドサイトを運営していて、
月間100万PVのアクセスがある大規模サイトを作ることができたとします。
でも、アドセンスがなくなったり、自分のアカウントが停止された場合は、
もうどうすることもできないですよね。お手上げです。
せっかく大規模サイトを作れたのに、先見の目がなかったために、無駄になったわけです。
そうならないためにも、常に先見の目を持ち、自分の収益モデルは本当に安定しているのか?
を考えながら、サイトのコンセプトを決めるべきだと思います。

教材は買わなくても実践可能

トレンドアフィリエイトは、やる内容はとてもシンプルです。
なので、わざわざ何万円もする商材を買う必要はないと思います。
商材を買っても、書かれている内容は、無料ブログの開設の仕方だったり、
キーワードの見つけ方だったり、ワードプレスの設置の仕方だったり、
アドセンスの審査についてだったり、の内容で、
このあたりの内容は、「トレンドアフィリエイト」で検索すれば、
ほぼ9割方の情報を取得できます。

やることも、
①キーワードを見つけ
②そのキーワードについて記事を書く
という、とてもシンプルな作業です。

特に必要なノウハウや技術は不要であるため、
商材を買うメリットは、あまりないと思います。
数千円なら勝ってもいいかもしれませんが、
1~2万円もするので、そこまでお金を出す必要性は低いです。
トレンドアフィリエイトで稼ぐのに必要なのは、
ノウハウや技術ではなく、とにかく記事を書く根気だけです。

注意点としては、質の低い記事対するペナルティである、
パンダアップデートにつかまらないように、
独自性のある、質の高い記事を書くこと。
これも、商材を買わなくても、もうわかりきっています。

実は質の高い記事を書けるトレンドキーワードも、あるにはあります。
このキーワードを使い、質の高い記事を書くことで、
トレンドアフィリエイトの不安定というデメリットを、
ある程度は解消することも可能です。

長くなったので、このあたりはまた次回記事にしたいと思います。
独自性のある記事が書けるトレンドキーワードの探し方

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