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岩本式・FXアダムセオリー・マスタースクールのレビュー

更新日:


直近で、クロスリテイリング社から、
ワイルダーが100万ドルで買ったアダムセオリー手法をロジック化した、という、
岩本式・FXアダムセオリー・マスタースクールという商材のオファーが行われていますので、
プロダクトローンチの動画と販売ページを見て、レビューしてみたいと思います。

販売ページ:http://max-investor.s3.amazonaws.com/top/non.html

ちなみに、アダムセオリーについては、
ワイルダー自身が「ワイルダーのアダムセオリー」という書籍を出していますが、
これについても、先日レビューしています。
まずはこちらを読んでいただき、
「そもそもアダムセオリーとは、どのようなものなのか?」
を理解してから、こちらの記事を読まれると、スムーズかと思います。
>>ワイルダーのアダムセオリーのレビュー

アダムセオリーは「日本人は学ぶ機会がない貴重な理論」ではない



引用:http://cross-webmedia.com/max-investor/1dowuc.php?id=7pliuo&mode=lonw

「岩本さんが、アダムセオリーのロジック化に成功した」
「ロジックになっていたら余裕で億単位で稼ぐことができる」
「それくらいすごい理論だけど、日本では投資教育が普及していないから、日本ではあまり知られていない」
「日本にはアダムセオリーに関する情報がそもそも少ない」
「日本のアダムセオリーに関する本は内容の薄いものが多い」
「世界のトレーダーと親交がある岩本さんだからできたロジック」

プロダクトローンチの動画では、上記のようなことが言われていました。

まとめると、「アダムセオリーは、億単位を稼げるすごい理論だが、日本では投資教育が普及していないので学べない。しかし、岩本さんは、世界のトレーダーと親交があるので、ロジック化できた」という内容になっています。

これを聞くと、「日本では学べないアダムセオリーを今回学べるのは、とても貴重な機会なのかも?」と思う人も多いと思います。

しかし、アダムセオリーは、日本人でも簡単に内容を知り得ます。なぜなら、「ワイルダーのアダムセオリー」という本に、全て書いてあるからです。

この本は、上記動画で出てきた、J.Wワイルダー自身が書いた本であり、それを、日本人が翻訳した書籍です。書籍の中には、「私は本書に収めたアダムセオリーを習得するために、ジム・スローマンに100万ドルを支払いました。アダムセオリーについて、本書は何一つ省略していません。」と記載されています。なので、この本に、本質は全て書いてあります。


引用:http://cross-webmedia.com/max-investor/1dowuc.php?id=7pliuo&mode=lonw
1回目の動画にも、この書籍は出てきていて、「この本ですら、結局はさわりの部分だけ」と言われていますが、そういうこと一切ありません。

アダムセオリーを100万ドルで買い取った「ワイルダー自身」が、「アダムセオリーについて、本書は何一つ省略していません。」と言っているからです。

なので、「日本人は学べない」という内容ではなく、学ぶための完璧な書籍が存在しているわけなので、今回の商材が、「アダムセオリーを学べる貴重な機会かも?」みたいに考える必要はないでしょう。

アダムセオリーはそもそもが手法化されている


引用:http://cross-webmedia.com/max-investor/1dowuc.php?id=7pliuo&mode=lonw

プロダクトローンチの動画では、
「アダムセオリーは難解な理論なので、これを簡単なルールにした人はいない」
「アダムセオリーをルール化するには10年かかる」
「アダムセオリーのロジック化に成功した岩本さんはすごい人だ」
ということが言われています。

やはり、これを聞いても、上記と同じく、「難解で、今までにロジック化することができなかった理論を、今回、ロジック化に成功したのなら、すごいのかも?」と思う人も多いと思います。

しかし、アダムセオリーは、難解な理論ではなく、むしろ真逆で、「相場を簡単に見ること」を重要視した理論です。

アダムセオリーのトレード手順というのは既に確立されており、書籍の中で、全て解説してあります。しかも、読んだらすぐに実践できるような、とても簡単なものです。

ワイルダーのアダムセオリーの第1章には、「アダムセオリーは、マーケットが発する情報のみに基づいて利益を上げる最も純粋で単純、そして簡単な取引手法です」と説明されています。なので「理論をロジック化する」ことは、そもそも不要なわけです。既に手法化されているからです。


引用:http://cross-webmedia.com/max-investor/1dowuc.php?id=7pliuo&mode=lonw

2本目の動画では、「アダムセオリーは、すごく有用なのに、実践ベースでは使えない、これを「アダムのジレンマ」という」と話されていましたが、むしろ逆で、書籍にトレード手順は書いてあるので、すぐに実践ベースで使える内容ですし、トレード実践例として、トレード例も用意されているわけです。

なので、「アダムのジレンマ」という造語は、存在しえないと思いますし、このキーワードでネットで検索しても、「アダムとイブのジレンマ」という音楽が出てくるだけで、やはりFXに関する情報は、一切出てきません。

なので、「難解な理論をロジック化に成功したのなら、すごいかも?」みたいに考える必要はないでしょう。

これまでのクロスリテイリング社の商材を見るとわかりますが、この会社の商材は、「空いた時間に、簡単なロジックでパパッと稼ぐ」がコンセプトの会社なので、おそらく、今回も、そのコンセプト通り、何も考えずに、「アダムセオリーをロジック化しよう」ということになったのでしょうが、そもそもアダムセオリーは、簡単なトレード手法なわけです。

なので、これをロジック化する、というのは、ちょっと無理があるストーリーのように思います。

テクニカル分析使うことは、アダムセオリーの理念に反する

上記でも書いている通り、アダムセオリー自体が手法化された理論なので、そもそもが、これをロジック化する必要はないわけですが、仮に、そこは目をつぶったとして、もう1つ言えることがあります。それは、アダムセオリーは「価格の値動きのみ」に注目して、トレードすることを重視する理論である、ということです。

ワイルダーのアダムセオリーの書籍では、「すべてのテクニカル分析を捨てなければならない、なぜなら、それらは現実を直視することを妨げるから。相場を見る時に偏見をもたらすから。重要なのは価格であり、価格のみを見つめるべき」と書かれています。


引用:http://max-investor.s3.amazonaws.com/top/non.html

今回のスクールは、上記のように、ロジックに使われているDMIを始めとして、ダウ理論、トレンドライン、移動平均線など、数々のテクニカル分析を使うようです。

しかし、これはアダムセオリーの理念に反した行動と言えます。なぜなら、アダムセオリーは、「全てのテクニカル分析を捨て、価格の値動きのみに注目してトレードすべき」と言っているからです。


引用:http://max-investor.s3.amazonaws.com/top/non.html

販売ページには、上記のように、「アダムセオリーの書籍などには、このDMIのことは触れられていません」と書かれていますが、そりゃそうだと思います。なぜなら、アダムセオリーはテクニカル分析を捨てているからです。

この他、スクールで学ぶ、ダウ理論、トレンドライン、移動平均線も、「ワイルダーのアダムセオリー」の書籍には一切出てきません。

また、その下には、「(DMIは)かなりアダムセオリーとの相性は良いんです」と書かれていますが、相性は最悪だと思います。なぜなら、アダムセオリーはテクニカル分析を捨てているからです。

確かに、ワイルダーは「アダムセオリーを購入した時期にDMIを開発した」と言われているため、それなら相性がいいのかも?と考えるのもわかりますが、しかし、ワイルダー自身が、明確にテクニカルを使うことを否定している以上、相性が良いとは言えないと思います。

なので、今回のロジックは、アダムセオリーの本質を忠実に再現できているのか?について、大きな疑問を抱いてしまいます。

「アダムセオリーをロジック化した」と言ってはいるものの、目新しさを感じない


引用:http://max-investor.s3.amazonaws.com/top/non.html

販売ページには、アダムセオリーの、どのような思考をロジック化したのか?について、上記のように書かれています。

・相場の流れに逆らわない
・天井、底を狙わない
というように、「ごく王道のトレンドフォロー的な考え方を形にした」と書かれているわけですが、このような考え方は、アダムセオリーのみが持つ、独自的な理論ではありません。

例えば、誰もが知っているダウ理論。ダウ理論の基本法則6つ目に、「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」という法則があります。

現在の市場で発現しているトレンドは、明確にトレンドの転換シグナルが現れるまで継続し続けるとする。トレンドに従った売買によって多くの投資家は利益を得るのであり、トレンドに逆らった売買で利益を得るのは難しい。

引用:ダウ理論 - Wikipedia

販売ページの内容、
・相場の流れに逆らわない
・天井、底を狙わない
と、ほとんど同じことが書かれています。つまり、この考え方は、アダムセオリーが持つ独自的な考え方ではなく、その他大勢が考える、王道的な順張り手法の考え方です。

なので、「この思考をロジック化した」と言われても、それってアダムセオリーである必要があったのか?と疑問に思いました。別に、「ダウ理論をロジック化した」でもいいわけです。

例えば、同じクロス社の商材で「トレンドハンターFX」という商材がありますが、これも、その名の通り、相場の流れに乗ることを目指した手法であり、
・相場の流れに逆らわない
・天井、底を狙わない
みたいなことは、既にロジック化され、商材として販売されているわけです。

今回の商材は、アダムセオリーをロジック化したということで、とても目新しい内容に思えますが、「相場の流れに乗る」という本質は、過去の商材とあまり変わっていないのではないかと思います。ただ使うインジケーターが変わっただけのように思います。

上記でも書いていた通り、アダムセオリーが嫌うテクニカル分析を採用してしまっている点を合わせて考えても、やはりアダムセオリーを持ってくる意味があったのか?疑問に思ってしまいます。

 
私が考える、アダムセオリーの独自性とは、過去の値動きを元に「作図によって未来を予想する」という点だと思っています。

なので「アダムセオリーをロジック化した」と言うのであれば、ここに手を付ける必要があったのではないかと思います。

とは言っても、そもそも、この作図の手法自体が簡単なので、あえてロジック化する意味もないわけですが、強引にでもやろうとするなら、例えば、作図を自動で行って、「第25章 いつマーケットに参加するのか」で解説されていたエントリータイミングになったらサインを出す、というロジックなのであれば、コンセプトとしては、まだ納得ができていたと思います。

今回の商材では、販売ページを見る限り、この作図の部分には、一切手をつけられていません。でも、ここを取り入れないと、アダムセオリーの名は出すべきではないと思います。

なので、今回の企画については、まず、「そもそもが手法かされているアダムセオリーをロジック化した」という点で、意味が分からないし、

さらに、ロジック化するにしても、作図というアダムセオリーの独自性のある手法は無視し、取り入れられているのは、ごく王道の「トレンドの流れに乗る」的な内容のみなので、アダムセオリーをもってきた意味もわからず、今回の企画は、数あるクロス社の企画の中でも、ずば抜けて「意味が分からない企画」でした。

トレード実績が掲載されたのは、大きな進歩か

これまで、企画のコンセプトについては、
かなり批判てきなレビューをしてきましたが、
勘違いしてはいけないのが、
だからといって「このロジックが勝てない」
と言っているわけではない、ということです。

コンセプトの筋が通っていることと、
FXで勝てることは、まったくの別物だからです。

勝てるか?の判断材料としては、実績が全てになるわけですが、
この重要な実績は、基本的にこれまでのクロス社の商材は全て、
自作の画像による実績の公開であったり、
たった数回程度のトレード結果を実績とされていたりで、
他社商材に比べると、実績の面で、大きなマイナスポイントがありました。

今回も、おそらく信頼度の高い実績の公開はないだろうと思っていました。
しかし、意外や意外、以下のような、ある程度信頼できる実績の掲載がありました。

とは言っても、トレード回数としては66回であり、
まだまだ数が少ないので、完璧ではありません。

他商材では、1年間トータルで何百回というトレード結果で実績を公開している販売者もいますし、
もっと言えば、トレードする前に、先に口座情報を出し、
後出しによる実績の捏造ができない方法で、実績を公開する販売者もいます。
私も、このやり方で、トレード実績を公開しています。
このあたりの内容は、以下記事で詳しく書いています。
>>「後出しじゃんけん」でよければ、実績の捏造(ねつぞう)は簡単

これら実績に比べると、
今回の実績も、信頼度はまだまだ低いわけですが、
ただ、これまでが、実績の掲載が一切なかったり、
たった数回程度の実績しかなかったので、
今回の66回のトレード結果の実績というのは、大きな進歩だと思います。
今後の商材についても、もっと信頼度の高い実績の掲載を、クロス社には期待します。

まとめ、総評

今回の商材は、
「そもそもアダムセオリーは、日本では出回っていない情報」
「難解な理論を、10年かけて、誰もできなかったロジック化に成功した」
ということで、貴重性をアピールされていますが、
これは、私の心には全く響きませんでした。

また、ロジック化といっても、
アダムセオリーの独自性のある部分はノータッチなので、目新しさも感じませんでした。
よくありがちな、トレンドフォロー系ロジックなのだと思います。

ただ、この「トレンドの流れに乗る」的な思考は、
目新しさはないものの、私も少なからず取り入れている思考であり、
実際に利益が出ているので、勝てる手法であることは確かなので、手法的にはいいと思います。
以下で、私のトレード実績も公開しています。
>>管理人のFX月間損益報告

また、従来のクロス社の商材は、実績の信頼度が皆無でしたが、
今回は、初めて?ある程度信頼度の高い実績の掲載があったので、
この点も高評価でき、検討してみる価値もあるのではないかと思います。

一方で、勝てる手法がほしいのではなく、アダムセオリー自体に興味がある方は、
このスクールでは、アダムセオリーの本質は抑えられていないと思うので、
「ワイルダーのアダムセオリー」という書籍を買った方がいいと思います。
私は、後者なので、書籍の方をチョイスしました。

私は既にトレード手法を確立しているので、新たな手法を入手する必要はなく、
また、手法的にも「相場の流れに乗る」という、よくあるもので、目新しさも感じないので、
購入してのレビューは行いません。

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「募集終了→再募集」の流れは、かなり残念※12月10日追加

今回のスクールの募集は、
12月8日に先着150人限定で募集をスタートし、
その後2時間で募集人数に達したため、販売終了しました。

しかし、その日の夕方に、
今度は人数制限はなしで、募集を再開され、
12月10日現在まで、まだ募集されています。

そもそも、人数を制限することは、購入者にとって、どんなメリットがあるのか?
これは、1人の人間の作業量というのは、当然限られてくるので、
人数が少なければ、1人1人に時間をかけた手厚いサポートができますが、
人数が多ければ、1人1人に時間を割ける時間が少なくなります。

岩本さんも、
「本当は、希望する全ての方に、ご参加いただきたいのですが、
 徹底的にサポートをしたいということと、
 リアルセミナーの、臨場感あふれる中で、アダムロジックをお伝えしたい。
 そのために、限られた枠しか、ご用意できませんでした。」
と言われています。

最初の150人の方は、この大前提があったため購入した、という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、その後に再募集をされた場合、この大前提は崩れ去ります。
人数が増える、ということは、当然1人1人のサポートに割ける時間も限られてくるため、
質が落ちるのは、言うまでもありません。

今回のスクールが、動画+セミナーという内容であれば、何も不満はないんです。
なぜなら、動画を10人見ようが100人見ようが、岩本さんの作業量は変わらないし、
セミナーに10人来ようが100人来ようが、岩本さんの作業量は変わらないので、
人数が増えても、質が落ちることはないからです。

しかし、問題なのは、内容にメールサポートも含まれている、という点です。
これは個別対応になるので、10人が100人に増えた場合、作業量は10倍になります。
となれば、サポートの質が落ちるのは明らかです。
販売当初は、これを懸念して、人数を制限していたはずです。

よって、もし仮に私が、最初の150人で購入し、
その後に人数を増やして再募集された場合、
「話が違うじゃないか!」と、大きな不満を持つと思います。

12月10日現在、販売ページには、
「追加枠をご用意しての限定募集です!
 ※枠がなくなり次第、終了となります」
と書かれていますが、これも本当なのか?はわかりません。

なので、今後、「枠がなくなりそうです」というメールが来ても、あせって購入しないことです。
その後に再販される可能性は、かなり高いでしょう。

 
また、このやり方を見て、あることを思い出しました。
それは、「クロス社は、自分達が商材販売で稼ぐことが最優先なのでは?」ということです。

もちろん、商材を販売する以上、それでお金を稼ぐことが目的なのはわかっています。
ただ、その他にも、目的として、
「本当に勝てる手法、本当にいいものがあったから、
 それを購入者にも使ってもらって勝ってほしいから商材化した」
という目的もあってほしいわけです。
なぜなら、購入者が求めるのは、この部分だからです。

クロス社は、「自分達が商材販売で稼ぐこと」の目的が、とても大きく、
「勝てる手法を広めたい」という目的が、とても小さいように思います。
それが、今回のマーケティングに表れています。
購入者に不満に思われようが、商材の売り上げを優先する、ということです。

この違和感は、以前のクロス社のオファーを見ても思ったのを、いま思い出しました。
それは、FXスキャルピング革命という商材でした。
>>【3回目】トレンドを底から天井までを、かっさらえる新ロジックの誕生!?
「この現状を見て思ったのが、
 今回のプロジェクトは、手法ありきの商材化なのではなく、
 商材を販売するために、手法を作っているのではないか?
 つまり、言ってみれば、
 稼げる手法があって、それに価値があるから商材化する、というわけではなく、
 商材を販売することが、プロジェクトの目標となっているのではないか?
 という印象を持ってしまいました。」
とレビューしています。

今回のスクールもまったく同じで、
アダムセオリーという勝てる手法があり、
とてもいいものがあるから商材化しよう、となったのではなく、

まず、どんな内容を商材化して稼ぐか?という案からスタートし、
その手段として、アダムセオリーが使われたのではないか?と思います。

このような順序で進められているので、
これまでさんざんレビューで書いてきた、
「アダムセオリーである理由」の部分が、弱いんだと思います。
「アダムセオリーありき」でプロジェクトがスタートしたわけではないからです。
アダムセオリーありきでプロジェクトがスタートしているのであれば、
もっと「アダムセオリーじゃなきゃダメな理由」が明確なはずなんです。

なので、スクールを受講し、本当に勝てるようになるのか?ちょっと不安になってきます。
実績は、過去の商材よりも信頼度の高い実績があるので、
過去の商材に比べると、期待できそうではありますけどね。

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