Googleのインデックス大量削除を受けて思うこと

2018年9月18日のことになりますが、私が運営しているこのブログreview.jpのインデックスが大量に削除されてしまいました。

現在記事数としては約80記事ほどあり、それまではほぼ全ての記事がインデックスされていましたが、9月18日に、約半数のインデックスが削除されました。それを受け、アクセス数も、約半分ほどになってしまいました。

インデックスとは何か?について簡単に説明すると、まず、記事を書くと、その内容をGoogleが自分のデータベースに保存します。この保存されることをインデックスといいます。そして誰かが、あるキーワードでGoogleで検索すると、Googleは、保存した自分のデータベースの中から、最適な記事を選び、検索結果に表示させます。

インデックスが削除されたということは、Googleは、データベースに保存した記事を削除したことになります。こうなると、その記事は、検索結果に表示されなくなります。なのでアクセス数は、大幅ダウンしています。

インデックスが削除されても、記事自体が消えるわけではないので、サイト内の他の記事からのアクセスはあります。しかし、これは「ついでに読まれるだけ」であり、本当にその情報を求めている人が読むわけではないので、あまり意味がありません。つまり、Googleからインデックスが削除されたということは、実質的に、その記事が無くなってしまったも同然なわけです。

インデックスが削除される原因としては、こちらから意図してインデックスを削除したい場合、metaタグ等でインデックスを削除するように設定できますが、そのような設定を行っていないにもかかわらず、こちらが削除したくないインデックスが削除されてしまった場合、原因として考えられるのは、重複コンテンツ以外にありません。

例えば、Bさんが、Aさんの記事を真似して記事を書いたとします。しかし、内容が同じで重複しているのであれば、同じものは1つだけでいいので、後に書いた方、つまりBさんのインデックスを削除し、検索結果に出さないようにする、ということです。

しかし、今回、インデックスが削除された記事は、どれも他記事とは重複していません。もちろん、完全に重複していないわけではありませんが、他のサイトに比べると、どの記事も、かなり独自性が高い方だと思います。「質が高い」というと、自意識過剰だと思われるかもしれませんが、少なくとも「他と重複している」とは言えません。

例えば、今回インデックスが削除された記事として、以下の記事があります。
KX1000s CRAFTのレビュー、パンタグラフとメカニカルはどちらが打ちやすい?

この記事は、内容の一部として、KX1000sのキー荷重を測定した結果を書いていますが、Googleで「KX1000s キー荷重」で検索しても、KX1000sのキー荷重を測定したサイトというのは、1つも出てきません。

さらにこのキーボードは、傾斜がついていたので、自分でキーボードを分解して、傾斜がないように改造した内容を書いていますが、2万円もするキーボードを分解する変人など、他にいるわけがありません。Googleで「KX1000s 分解」で検索しても、KX1000sを分解、改造した内容のサイトは、1つも出てきません。今のネット上に、KX1000sのキーボードと本体部を切り離し、解体している情報など、私のサイト以外には存在していません。

つまり、この記事を削除するということは、現在のGoogleでは、「その記事が、独自性があるのか?」について、正しい判断ができていないということになります。となれば、安定したサイト運営を行うことは難しいと言えます。

これは、「サイトの数」で解決できる問題ではありません。例えば、以下の丸山塾では、今回のようなペナルティを想定した上で、複数のサイトで運用する方法がとられていました。
>>丸山広樹+アフィリエイト塾のレビュー

ただ、「1つだと死ぬ可能性があるから、それに備えてたくさん作る」というやり方は、根本的な解決法とは言えません。仮に私が10サイト運営していて、その中の1つであるreview.jpでインデックス削除されたとします。この場合、いくら他にサイトがあったとしても、その全てのサイトで同じことが起きる可能性が高いからです。

これまで私は、何か副業をやるなら、絶対にパワーサイト運営だと述べてきました。最初は稼げませんが、それでも継続すればサイトはどんどん強くなり、そこまでくれば、安定した運営ができると考えていたからです。
>>パワーサイト運営を絶対的におすすめする3つの理由

しかし、この主張は、今回の件を考えると、改めなければなりません。パワーサイト運営は、「絶対に」とまで自信を持って勧められるものではありません。日々頑張って質の高い記事を書いても、今回のように、ある日突然、大量にインデックスを削除されるようでは、安定した運営を行えないからです。

サイトアフィリエイトは、現状だと、まだまだ本腰を入れて、ビジネスとして取り組むほどの価値はないように思います。私の影響でサイトアフィリエイトを始めた方がいらっしゃれば、このような事になってしまい、申し訳ありません。

では、私はサイト運営、つまりreview.jpの運営を一切やめるのか?というと、そういうわけではありません。なぜなら、今回のような不具合は、将来は解消されると思うからです。というのも、そもそもGoogleが記事の質を見だすようになったのも、ここ数年のことです。

ほんの数年前までは、記事の質など一切関係なく、自作自演の被リンク対策で上位表示ができていました。これが2012年に、パンダアップデート、ペンギンアップデートが行われ、自作自演の被リンク対策を行ったサイト、重複コンテンツが多いサイトにはペナルティが科せられ、サイトの質を見るように、大きく変わりました。

現状、私のサイトには、被リンクはほとんどついていません。にもかかわらず、上位表示できているのは、質を評価してくれているからだと思います。6年でここまで進化できたのであれば、あと6年も経てばGoogleはさらに進化し、正しい判断ができるようになっていると思います。

そして、上記記事でも書いている通り、そもそも私はサイト運営をかなりの長期スパンで考えています。今後何十年先を見据えているということです。この場合、前述の通り、数年たてば、おそらくGoogleは、正しい判断ができるようになっていると思うため、review.jpの運営は継続します。

また、もう1つ継続する理由として、review.jpをやめたところで、他に安定して稼げる収入モデルがないから、という理由もあります。サイト運営以外にも、安定して稼げるビジネスがあるのであれば、サイト運営はやめて、そちらに切り替える選択もありますが、現状、そのような副業は、私の中では見いだせていません。

副業としては、サイトアフィリエイト以外にも、せどりや、アクセスをSEOに頼らないPPCアフィリエイトなどもありますが、これらは安定した収益モデルとは言えないと考えています。なぜなら、これら収益モデルは、ライバルとまったく同じ土俵で勝負しなければならないからです。

基本的に、その物事で安定した運営ができるか?については、ライバルの存在が大きく左右します。なので、私が何かの物事に参入するための条件は、まずベストなのが、ライバルと勝負する必要がない物事です。それか、ライバルと勝負する必要があっても、「自分だけが持つ武器」があるのであれば参入します。このあたりの詳しい戦略は、以下記事で解説しています。
>>最強のライバル対策!日本語ドメインを使ったパワーアフィリエイト戦略とは?

現状、副業レベルで、これら条件を満たしていると私が考えている物事は、FXと、ドメイン戦略を使ったサイトアフィリエイトの2つだけです。

FXについては、厳密にいうと、市場参加者間で資金を奪い合っているわけですが、しかし誰かが1億円稼いでいるからといって、私の収入が減るわけではありません。正しい知識さえあれば、いくら他人がたくさん稼いでいても、稼げます。なのでこれはいつまでも続けると思います。

サイトアフィリエイトについては、ライバルと勝負しなければならない物事ではありますが、ドメイン戦略を使えば、「自分だけが持つ武器」を持った状態で戦えるのでライバルに勝ちやすく、ライバルの観点では、ある程度安定した収益モデルになると考えています。

まとめると、今後review.jpの運営については、Googleの不具合は将来改善する可能性が高いことと、サイト運営をやめたところで他にやることがないから、という理由で、一応今後も継続します。

ただ、今回の件を受けて、サイトアフィリエイトにかける時間は、大きく減らそうと考えています。そもそも、何十時間もかけて質の高い記事を書いても、削除されるようでは、モチベーション的にも、かなりきついです。現在私はFXで収入を得ていますが、さらに効率よく稼ぐため、経済情勢を勉強したり、過去チャートの検証に時間を使おうと考えています。

なので、とりあえず今回の記事で言いたいこととしては、現状、サイトアフィリエイトは、たくさんの時間をかけてやるほどの価値がない、ということです。私のように、何年先、何十年先を見据えてやるのであればいいと思いますが、2~3年程度の先を見据えているのであれば、サイトアフィリエイトはやめた方がいいでしょう。

また、現状、サイトアフィリエイトを専業にしている人についても、今のうちから、他に新しい収入源を確保した方がいいと思います。今は稼げていても、いつ今回のようなことがあり、稼げなくなるかわかりません。

今回、この記事を書いたのは、現在専業でサイトアフィリエイトを行っている人、またはこれからサイトアフィリエイトを行おうと考えている人に向けた注意喚起の目的もありますが、もう1つ目的として、この現状をGoogleの中の人にも知ってもらいたい思いもあり、記事にしました。

Googleの方針は、「検索結果で独自性があり、質の高い記事を表示すること」だと思っています。私は、その方針に100%従い、これまでサイト運営を行ってきました。私は、今回のことのようにならないために、記事の質には十分に注意して、記事の公開を行ってきました。中には、3~4日かけて書いた記事が、最終的に、あまり独自性がないと判断し、未公開としている記事も、けっこうあるくらいです。

私の記事が削除されたということは、他の人にも同様の現象が起きていると思います。そうなれば、質の高い情報を配信する人はいなくなるでしょう。Googleで検索しても、質の高い情報が得られないのであれば、Google自体、使う人がいなくなると思います。

質の高い記事を書いても安定しない。どっちみち削除される可能性があるのであれば、時間をかけて質の高い記事を書くのは無駄な努力です。そうではなく、削除されてもいいように、中身の薄いペラページを量産し、自作自演の被リンク対策を行い、上位表示を狙う手法に優位性が出てきます。そのような中身のないサイトが大量生産されることが、検索サイトユーザーのためになるのでしょうか?

もし、この記事をGoogleの中の人が見てくださっていたら、今一度、削除された記事が、本当に他と重複しているのか?判断してほしいです。よろしくお願いします。

9/21インデックスが全て復活しました

9月18日、約半数のインデックスが削除されたと報告していましたが、その後徐々にインデックスが戻り、9月21日にほぼ全てのインデックスが復活しました。アクセス数も元に戻りました。

今回、なぜインデックスが削除されたのか?そして3日後に復活したのか?は、結局何もわかっていません。Googleのウェブマスターヘルプフォーラムでも質問してみましたが、明確な回答は得られませんでした。

ちなみに、やったこととしては、サイトマップの送信、リンク否認の申請、この記事で再審査を依頼、の3つくらいです。今回はサーチコンソールに、「手動による対策」の通知は来ていなかったので、そっちから再審査を依頼することはできませんでした。

今回の件を受けて、現在、コンテンツの質重視のいわゆるホワイトハットSEOを実践中の方は、かなり不安な思いをされたことと思います。逆に、Googleの目を欺くブラックハットSEOを実践中の方は、「やっぱりこの手法でよかった」と思われたでしょう。

しかし、私は今回、34のインデックスが削除されても、そんなに不安な思いにはなりませんでした。その証拠に、「インデックスが削除されたから、Googleは安定しないので運営をやめます」とは書いていません。

インデックスが削除された時の思いは、「今はまだGoogleは進化の途中なので間違うこともある。いずれシステムが完成し、正しい判断ができるようになれば、消されたインデックスは戻るだろう」という思いでした。なのでインデックスが復活した時も、何も驚かず、いつか戻ることはわかっていたので、「意外と戻るのが早かったな」という感情でした。

現在、まだGoogleは進化の途中なので、「質の高い記事を上位表示する」という使命を完璧に実行できているわけではありません。今回のように、独自性のある記事を削除することもあるでしょう。逆に、自作自演の被リンク対策をしたサイトを上位表示してしまうことだってあります。

先日は、自作自演の被リンク対策を行う、丸山塾という商材が販売されましたが、現在でも、このような商材が販売されているということは、まだまだブラックハットSEOも通用するのだと思います。

しかし確実に言えるのは、Googleは日々進化しているということです。「質の高い記事を上位表示する」ということを完璧に実行できるように、日々進化しています。どのくらいのスピードで進化しているか?はわかりませんが、ホワイトハットSEO実践者は、日々確実に有利な方向へ進んでいます。逆にブラックハットSEO実践者は、日々確実に不利な方向へ進んでいます。

メンタル面でも大きな違いがあり、ホワイトハットSEOをやっていれば、たとえインデックスを削除されたとしても、「いずれ戻るはず」という思考で、ほとんど不安になることはありません。逆にブラックハットSEOをやっていれば、たとえうまく上位表示できていたとしても、いつペナルティを受けるか?常に不安だと思います。是非目先の利益だけを見るのではなく、将来も見据えたサイト運営を行ってください。

あと1つ、今回の件で言えることとしては、結局内容は同じなのですが、現在のGoogleはまだ進化の途中なので、ホワイトハットSEOをやっていたとしても、今回のようなことが今後も起こる可能性は十分に考えられます。なので、今のGoogleを相手に、専業でサイト運営を行うことは、やはりリスクが高いと思います。

なので現在専業でサイト運営をされている方は、今までの収入が来月も再来月も続くとは思わず、いつか無くなった時のために貯金したり、もう1つ別の収入源を確保した方がいいと思います。5年後、10年後なら専業にしてもいいと思いますが、今はまだそのタイミングではないような気がします。

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