ライントレードでだましが起きる理由と対策

私のトレード手法は、ライントレードのマルチタイムフレーム分析になります。

ラインというのは、チャートの節目になるので、基本的なトレード法としては、ラインを抜くまでは逆張り、ラインをブレイクすれば順張りというトレードがセオリーとなります。

ただ、純粋にこの方法だけでトレードしても、安定して勝つことはできないと思います。ライントレードの難しいところは、ラインをまたぐ動きが出るからです。

よくありがちな勘違いしている人の思考として、ラインを境界線として考えてしまっている人がいます。ラインを境界線として考えると、反転するならラインぴったりで反転する。ラインを少しでも抜けばブレイクすると考えてしまいます。こう考えてしまうと、ラインを少し抜いて戻る、いわゆるダマシが出た時に「なぜブレイクしたのに戻るの?」とわかがわからなくなるわけです。

ラインは境界線ではなく、「逆張り派とブレイク派の攻防が起きるところ」です。

例えば綱引きをイメージしていただくとわかりやすいと思いますが、決着がつくまでに、押しては引いてを繰り返すと思います。ライン付近では、逆張り派とブレイク派の攻防が起きるので、最終的に決着がつくまでは、抜けては戻っての攻防が起きるわけです。

そして、どちらかに決着がつけば、そっちの方向へ大きく動くわけです。

このように、ラインをまたぐ動きが多い場合、「ラインを背に逆張り」とか、「ラインを抜けたら順張り」というトレードでは、安定して勝つのは難しくなります。例えばサポートラインをブレイクしたので売ったら、少し戻ってきたので損切り。ブレイクをだましと判断して買ったら、今度は本格的なブレイクでそれも損切り、といったように、振り回されてしまうからです。

なので私は、ラインを抜けた事実を見てブレイクと判断するのではなく、そもそも抜ける前から反転しやすいか?ブレイクしやすいか?を予想してトレードしています。

なぜチャート形状で予想できるか?というと、例えば2回反転したラインと、4回反転したラインなら、ブレイク派の人たちは、どっちの方が気合いが入っているか?ということを考えればわかると思います。

反転とブレイクは表裏一体です。ブレイクしやすい形がわかれば、その逆が反転しやすい形ということになります。

とは言っても、このような傾向は、ほんのわずかな優位性しかないので、この判断だけでは、あまり勝率は上がりません。検証すればわかると思いますが、5分足で4回反転したラインのブレイクでエントリーしても、勝率6割は出ないと思います。

ただ、これを複数の時間足で分析すれば、話は変わります。1つの時間足の優位性はわずかでも、それが3つ重なれば大きな優位性になるわけです。

例えば、日足、1時間足、5分足で同じところにラインが引けた場合、日足でもブレイクしやすい形で、1時間足でもブレイクしやすい形で、5分足でもブレイクしやすい形なら、ブレイクする可能性が極めて高くなります。


トレード解説ですが、上記は、最初に売りエントリーした瞬間のチャートになります。※画像をクリックで拡大します

相場解説ですが、まず日足を見ていただくと、10月初旬から中旬にかけて強い上昇があり、それが月足レジスタンスラインで止められ、その後月末にかけてずっともみ合いとなっていました。なので月足的には、反転するなら足が切り替わる11月に入ってからかなと、そもそも的に思っていました。

なので、11月に入って最初の日足のサポートラインへのアタックが11月5日にあり、ここで下抜けるかな?とも思っていたのですが、ここはまだ1時間足がブレイクしやすい形になっていなかったので、様子見していました。

11月8日になると、1時間足もブレイクしやすい形になっていたので、この日にブレイクするかもしれないという想定はあり、この日は全ての予定をキャンセルしてチャートに張り付いていました。

動画を見ていただくと、8日のドル円は、ラインを背にした買いは行っておらず、売りしか行っていないことがわかると思います。ブレイクする可能性の方が高いと予想していたからです。

そして売るにしても、21時以降からしか入っていません。今回は21時頃に113.386付近で売りエントリーを行っていますが、8日はこれ以前にも、2回ほどラインの近くまで下げてきていました(5分足の赤の縦線部)。ここで売っていれば、大きく反転しているので、損切りになっていたでしょう。しかし、私はここで売りエントリーは行っておらず、ブレイク直前の21時頃のみで売りエントリーを行っています。

21時以前の2回のアタックでは売りエントリーは行わず、ブレイク直前の21時頃だけ売っている理由は、21時以前の2回のアタックでは短期足がブレイクしやすい形になっていなかったからです。21時でようやく短期足もブレイクしやすい形になり、これで複数の時間足で根拠が揃い、ブレイクの優位性が増したため、21時以降で売りエントリーを入れ始めています。

このように、ブレイクしやすいと予想できることにより、逆張りで買って損切りするトレードを回避することができるわけです。

ちなみに今回は、ブレイクしやすいと予想していたため、ラインをブレイクする前から売っていました。基本的に強固なラインをブレイクすると勢いよく下げるため、ブレイク後に売ると、とれる値幅が減ってしまうので、私の場合、ブレイクしやすいと判断していれば、ブレイク前に売ることも結構あります。

こう書くと、「ラインを抜けた事実を見てブレイクと判断するのではないのであれば、それってライントレードと言わないのでは?」と思われるかもしれません。つまり、「エントリーの根拠が、”ラインをブレイクした”というように、ラインを根拠にしていないじゃん」という疑問です。

確かにそうです。しかし、私が大きく下げると判断した理由は、「サポートラインをブレイクすれば、損切りを巻き込んで大きく下げるだろう」という判断なので、ライントレードなのです。

あと、今回は時間経過に伴い、徐々に枚数を増やしていっていますが、これは、もみあえばもみあうほどパワーが溜まり、ブレイクしやすくなるためです。つまり、時間が経過すればするほど、売る根拠が増えていくので、枚数を追加していっている、ということです。


上記は、抜けていく時の5分足チャートです※画像をクリックで拡大します

今回も、やはりライン付近でラインをまたぐ動きが出てしまっています。今回、5分足だけを見てトレードしていた人もいたと思いますが、1つの時間足の根拠だけでは優位性は低いので、反転しやすいか?ブレイクしやすいか?といった予想はできません。この判断ができないと、どうなるのか?

まず、ラインを背に逆張りで買って、損切りするトレードを行うリスクがあります。

その後ブレイクしたところで売った場合、再度ライン内に戻ってくれば、「ブレイクはだましで反転するパターンか」と思って、売りポジションを損切りしてしまうかもしれません。ドテンで買う可能性もあるでしょう。となれば、その後の本格的なブレイクで、それも損切りになるわけです。

しかし、そもそも抜けやすいのか?の判断ができ、目線を固定できていれば、ラインをまたぐ動きが出て少しくらい逆行されても、耐えることができます。

ラインをまたぐ動きが出る以上は、「ラインをブレイクしたから売る」というような、値動きについていくトレードは、振り回されてしまうので、かなり厳しくなります。なので、そもそも、ブレイクしやすいのか?の事前予想がとても重要となるわけです。


上記は、利益確定した瞬間のチャートになります。※画像をクリックで拡大します

毎月トレード成績を定期報告中!!

私は「最初に口座を1つに決めて、その口座のトータル損益を毎月報告する」という、不正が不可能なやり方でトレード実績を公開しています。現状表に出ている指導者の実績は後出しばかりであり、誰一人としてガチンコ勝負で実績を出していません。このブログの運営者は本当に勝てているのか?まずは私の実績をご確認ください。
>>管理人のFX月間成績報告へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください